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ヴァシュロン・コンスタンタン創業270周年記念 コレクション、

「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター ‒ 偉大な英雄たちへ敬意を表して ‒」~300時間におよぶ芸術的職人技がもたらした超薄型ミニット・リピーターウォッチ

メゾンの職人のノウハウを称えた手作業によるエングレービングとミニアチュール・ペインティングを組み合わせたグラン・フー・エナメル・ダイヤルに描かれた4人の英雄。異なる時代と文化に生まれた英雄たちの偉大な功績に敬意を表する4つのユニークピース。わずか3.9mmの厚さに265個の部品を収めた、超薄型自社製ミニット・リピータームーブメント、スーパーコピー 時計キャリバー1731を、ハンド・エングレービングを施したケースに搭載。ジュネーブ・シールを取得したハイエンド・シリーズです。

ヴァシュロン・コンスタンタンは、メゾンの創業270周年と卓越性への探求を称え、「レ・キャビノティエ」コレクションから、天文学と古代の冒険心に敬意を表する新シリーズ「ラ・ケットゥ(探求)」を発表します。
技術的、審美的に大きな挑戦となったこれらのタイムピースの製作は、複雑機能を備える時計を装飾技巧によって高めるメゾンの専門性を物語ります。「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター ‒ 偉大な英雄たちへ敬意を表して ‒」は、アレクサンダー大王、アンタル(アンタラ・イブン・シャッダード)、チンギス・ハーン、佐々木 盛綱という歴史と神話の英雄たちに敬意を表すとともに、メゾンが創業当時から培ってきた職人技に光を当てます。

18Kイエローゴールド製ダイヤルには、グラン・フー・エナメルのミニアチュール・ペインティングにより、それぞれの英雄の姿を描いています。偉業を成し遂げた風景を背景、手作業によるエングレービングと、マット仕上げ、ポリッシュ仕上げによって表現しています。手作業でエングレービングを施した41mmのケースは装飾芸術の美しさを強調し、内部には超薄型自社製ミニット・リピータームーブメントのキャリバー1731が収められています。そしてチャイムの音色が、ダイヤルに描かれた英雄が勝ち取った栄光を称えます。

人類の冒険と偉大な功績に感銘を受けて
何かを達成し、名誉を手にしたいと思う気持ちは、人間の精神に内在する願望です。さまざまな文化の中で、胸の高鳴る探求と困難を乗り越えて目標を追い続けた偉人たちの伝説が語り継がれています。古くはオデュッセウス(ユリシーズ)の帰還を描いたホメロスの叙事詩から、より近世の物語に至るまで、こうした物語は人類の想像力を刺激し、数えきれないほど多くの世代を探求の旅へと駆り立ててきました。

ヴァシュロン・コンスタンタンは、その270年にわたる歴史の中で、卓越性を探求する姿勢によって自らの存在意義を確立してきました。それは冒険と発見、達成の軌跡は、多くの挑戦と画期的な成果に彩られてきました。その姿勢を導くのは、常に困難に挑戦し、可能性を切り拓くというひとつの精神です。

「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター ‒偉大な英雄たちへ敬意を表して ‒」は、この探求心と響き合うシリーズです。人類の冒険と並外れたな偉業の中にこそ、何かを達成するための道を見出すことができるという信念に着想を得て構想されました。4つのタイムピースは4人の英雄への賛歌を奏で、大きな挑戦へと立ち向かった勇気と忍耐、創意工夫と、彼らが後世にもたらした壮大な功績に敬意を表します。

キャリバー1731 -超薄型ミニット・リピーター
ミニット・リピーターは時計であるだけでなく、小さな楽器としての側面も持ち合わせています。それこそが、複雑機構の中で最も習得の困難なもののひとつとされる理由です。技術的な難しさは、ダイヤルに表示された時刻を一連の打鐘へと転化することにあります。そして、鮮明に聞き取れる音と明確なリズム、調和のとれた澄んだ音色で表現しなければなりません。

チャイム機構付き時計に関するヴァシュロン・コンスタンタンの豊かな伝統は、メゾンが1806年に製作した初のミニット・リピーター付き懐中時計と、1935年に発表した初のリピーター付きリストウォッチに遡ります。この伝統を礎として誕生したキャリバー1731は、澄んだ音と外観の美しさを兼ね備え、信頼性と堅牢性に妥協することのない薄型ムーブメントという、複雑な方程式の解を4年にわたり探求した成果です。

メゾンの創業者ジャン=マルク・ヴァシュロンの誕生年にちなんで名付けられ、2013年の「パトリモニー」コレクションで発表されたキャリバー1731は、厚さわずか3.9mmでありながら、手巻きの香箱1つによって65時間のパ
ワーリザーブを実現しました。

チャイムのテンポは、ハンマーがゴングを打つリズムを制御するフライング ストライク ガバナーによって保たれています。この制御装置は、遠心力と求心力という相反する力を利用することで、完全に無音で作動します。音を増幅し、それと同時に明確で澄んだ音色を保つゴングは、ケースに直接取り付けられています。

シースルーのケースバックは、このムーブメントの構造美を披露しています。大半の輪列に加え、ハンマー、ゴング、ストライク ガバナーまでも眺めることができます。

オープン構造の軽やかな外観を際立たせる緻密な仕上げは、技法の組み合わせにより魅惑的な光の戯れを生み出します。 地板に施されたペルラージュ仕上げを、コート・ド・ジュネーブ装飾と手作業で面取りを施した受けと受け石が引き立てます。細部に対するこだわりは、組み立て後には目に触れることのないムーブメントの部品にまで発揮されています。キャリバー1731では、ストライク ガバナーの部品にメゾンを象徴するマルタ十字の形を採用していることもそのひとつです。

希少な装飾芸術の融合が描き出す、英雄の精神
「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター ‒ 偉大な英雄たちへ敬意を表して ‒」の4つのユニークピースは、熟練のエナメル職人と彫金師のノウハウが結集しています。
ケースには、タイユ・ドゥース(線彫り)技法を用いて、ダイヤルのテーマと呼応する緻密な模様が彫り込まれています。エングレービングはミニット・リピーターの起動用スライドにまで施され、細部へのこだわりが見て取れるでしょう。

深さわずか0.1~0.2mmの細かな切り込みを金属に何千と施して得られる壮麗な模様は、ケース本体とバックルで約160時間の作業を要しました。

18Kイエローゴールド製ダイヤルには、手作業によるエングレービングとグラン・フー・エナメルのミニアチュール・ペインティングの技が披露されています。

ダイヤルの背景は、マットと光沢のある面を組み合わせた繊細な質感が光を捉え、英雄が栄光を勝ち取った舞台の風景を描いています。それぞれのダイヤル背景を完成させるために、20時間にわたる繊細で正確な作業が求められました。

エングレービングが完了すると、ダイヤルはエナメル職人へと引き継がれました。まず、ゴールド製のダイヤルディスクを保護するため透明な融剤を塗布し、表面を平らにしてから炉で焼成します。次に、ミニアチュール・ペインティングの色彩をゴールドの背景の上で際立たせるため、ホワイトエナメルを用いて、目指す図案のシルエットを2層に重ねて描きます。エナメルは1層塗布するごとに高温で焼成されます。

そして、ミニアチュール・ペインティングの工程に入ります。ここでは、エナメル顔料を砕いて溶いた液を、極細の筆(髪の毛1本ほどの筆もあります)を用いて塗布していきます。入り組んだ図案をごく小さなスペースに描く難しさだけでなく、そこに生命とエネルギー、躍動感を吹き込むという挑戦が課されます。求める色のニュアンスや深みを表現するには合計6~7層のエナメルを必要とし、1層ごとに極度の高温(800~900℃)で焼成します。そ
の後、保護用の釉薬を2層重ね、再び1層ごとに焼成します。

完成したダイヤルは、輝きを高めるため最後に手作業でポリッシュ仕上げが施されました。この工程は些細なミスが取り返しの付かないダメージとなり、その前に行われた何十時間にもおよぶ作業を無に帰してしまうため、難易度が高くなります。それぞれのダイヤルを完成させるのに、エナメル職人が費やす時間は約120時間におよびました。

‒ 偉大な英雄たちへ敬意を表して‒ アレクサンダー大王
アレクサンダー大王(紀元前356~323年)は、マケドニアの王で軍事司令官として古代世界の政治、経済、文化の様相を書き換えました。戦闘で無敗を誇る彼は、単なる征服者ではなく、先見の明を持つ人物でした。カリスマ的リーダーシップ、卓越した知性、戦略眼を兼ね備え、戦場を超えてその才を発揮しました。

18Kイエローゴールド製ダイヤルは、背景にアレクサンダー大王率いる軍勢の槍をモチーフにした模様がタイユ・ドゥース(線彫り)技法で描かれています。一部に柔らかなぼかしを加え、愛馬ブケファロスに跨って戦場を駆けるアレクサンダーの姿により一層の躍動感と力強さを生み出しています。エナメルのミニアチュール・ペインティングによって描かれたこの情景は、精緻な細部と鮮やかな色彩を特徴とします。

18Kホワイトゴールドのケースとバックルには、切り欠きがアレクサンダーの槍を思わせるマケドニア様式の模様が手作業のエングレービングで施されています。

‒ 偉大な英雄たちへ敬意を表して‒ アンタル(アンタラ・イブン・シャッダード)
イスラム以前のアラビアが生んだ最も有名な戦士であり、詩人でもあるアンタル(アンタラ・イブン・シャッダード、528~608年)は、探求に満ちた壮大な人生を歩みました。父のシャッダードはアブス族の首長、母はアクスム王国(アビシニア)への襲撃で奴隷となったアフリカの王女で、両親ともに気高い一族の血を引いていましたが、アンタルは母の境遇により奴隷として育てられました。しかし、彼は並外れた戦士へと成長します。強く、俊敏で、武芸に長け、馬術に秀でていました。また詩作の才にも恵まれていました。父はその才能を認め、アンタルにアブス族の戦士階級に入ることを提案します。彼は自由の身になることを条件にそれを承諾しました。

ゼニス 新しいパイロット コレクションを発表。

ゼニスが長年培ってきたパイロット コレクションにエル・プリメロキャリバーを搭載し、現代風なアレンジを加えた。

ゼニスは長年にわたって親しまれてきたパイロットウォッチを一新し、SS製ケース、またはブラックセラミック製のパイロット オートマティックとビッグ デイト フライバックの4モデルからなる新しいゼニス パイロット コレクションを発表した。パイロット オートマティックは直径40mm、ビッグデイト パイロット フライバックは直径42.5mmとなっている。4モデルとも水平方向に彫られた溝、大きなアラビア数字がインデックスに施され、ゼニススーパーコピー刷新されたケース&ベゼルデザインを備えている。

パイロット オートマティック
zenith pilot automatic steel ceramic
 ゼニスのパイロットウォッチ、その新時代の基礎となるのが、新作パイロット オートマティックだ。ケースデザインは本モデルのためにいちから開発され、丸みを帯びたケースの上に大きなフラットベゼルが乗せられている。リューズは大振りで、昔ながらのオニオンリューズを現代風にアレンジしたような、まさにパイロットウォッチに期待されているデザインだ。SSの場合、表面はブラッシュ仕上げで、ポリッシュ仕上げによる面取りがなされている。ブラックセラミックのケースは全体にマイクロブラスト加工が施され、マットな仕上がりとなっている。

 文字盤には、針と同様にスーパールミノバが塗布された大型のアラビア数字を配置。ダニエル・ロートやIWC(そのロングセラーであるマークシリーズ)など、さまざまなブランドが採用し、ときには大きな反響を呼んだモダンなサンセリフのフォントを使用している。

 パイロットウォッチをモダンに仕上げるには、このようなフォント以外の選択肢はないだろう。数字も大きく太字だが、多くのパイロットウォッチと同じように“読みやすさ”のひと言で説明が可能だ。6時位置にはデイト表示があり、そのすぐ下には水平にラインが入っている。これは飛行機のダッシュボードにある姿勢指示器(パイロットが地球の水平線に対する方位を把握できるように設計されている)を想起させるディテールだ。

zenith pilot automatic ceramic
 内部にはゼニスの自動巻きムーブメント、エル・プリメロ 3620を搭載。これは3万6000振動/時で鼓動する高振動ムーブメントで、60時間のパワーリザーブを備える。2022年、ゼニスがデファイ スカイライン コレクションにこのムーブメントを導入した際に、私たちは詳しく解説した。エル・プリメロ 3620の詳細については、その記事を読んで欲しい。新しいパイロット オートマティックの希望小売価格は、SSが96万8000円、セラミックが121万円(ともに税込)だ。

パイロット ビッグデイト フライバック
zenith pilot big date flyback steel ceramic
 新しいパイロット オートマティックとともに、ゼニスはクロノグラフのペア、パイロット ビッグデイト フライバックも発表した(こちらもSSとセラミック製)。自動巻き2種とクロノグラフ2種による4つの選択肢が、パイロット コレクションの立ち上げをより強固なものにしている。それでは、これらの新しいフライバックについて詳しく見ていくことにしよう。

 どちらもサイズは直径42.5mmで、新開発の自動巻きムーブメント、エル・プリメロ 3652を搭載。定評のあるエル・プリメロ 3600ムーブメントにビッグデイトとフライバックの機能を付加し、なおかつ3万6000振動/時で60時間のパワーリザーブを備えている。ゼニスによると、ビッグデイト機能は瞬時に切り替わり、各ディスクがジャンプして安定するまでの所要時間はわずか0.02秒だそうだ。この新しいムーブメントについての詳しい情報はまだ得られていないが、Watches & Wondersでのミーティングの際にゼニスに質問できるのを楽しみにしている。

zenith big date pilot flyback
なお、Watches & Wondersに先立ち、ビッグデイト フライバックの実機を体験することができた。来週には、ゼニスの新しいパイロット コレクション全体のHands-On インプレッションをお届けする予定だ。

zenith el primero chronograph big date pilot dial
zenith el primero chronograph big date pilot
 セラミック製のビッグデイト フライバックは、ブラックの単色使いにコントラストの効いた白の数字や針が映えるクールなデザインだ。人々がブラックのセラミックモデルに注目するなか、SS製フライバックもこっそりと姿を現し、私たちを楽しませてくれた。1997年に発表されたエル・プリメロ“レインボー”を彷彿とさせるこのモデルは、5分間隔を判別しやすくするために明るい色を交互に配したミニッツトータライザーを備えている。センターセコンド針とクロノグラフのミニッツカウンターも、鮮やかなオレンジ色で仕上げられている。

 SS製ビッグデイト フライバックの価格は146万3000円、セラミック製は172万7000円(ともに税込)で販売予定だ。

 4つの時計はそれぞれゼニスによる交換可能なストラップシステムを採用しており、SS製モデルにはレザーとブラックの“コーデュラエフェクト”ラバー、セラミック製モデルにはブラックとカーキの“コーデュラエフェクト”ラバーストラップが付属する。

我々の考え
zenith el primero chronograph big date pilot wristshot
ゼニスは、新しいパイロット コレクションで、商業的なヒットを手に入れるかもしれない。Watches & Wondersでこれらを見る前に完全なスペックを入手することはできなかったが、その前夜、ジュネーブのダウンタウンにある薄暗いバーでセラミック製のビッグデイト フライバック クロノグラフを数分間触ることができたのだ。そのとき私は、感動したと言うほかにない。このコレクションのほかのモデルに触れるのが、楽しみになった。

 ゼニスは新しいビッグデイト フライバックの厚さを明らかにしていないが、数分間着用した結果からすると、約13mmであることは間違いないだろう。ブラックセラミックとコーデュラストラップを組み合わせたケースは手首の上でバランスよく調和し、大きめながらまとまりのある雰囲気を醸し出していた。まさに、現代のパイロットウォッチに求められるものである。

 理論的には、ブラックセラミック製のパイロットウォッチは非常に有効だ(私たちが作ったものを見れば、よくわかる)。40mmと42.5mmの2サイズは、それぞれ時間表示のみの時計とクロノグラフの時計にとって、現代のゴルディロックスゾーン(太陽系外惑星のうち、生命の存在と維持に適した環境を指す)なのだ。パイロットウォッチは大きいのが当たり前で、このモデルも同様なのだが、行きすぎた大きさではない。

 ゼニスが2013年にパイロットウォッチでビッグデイトを試みたことを、アーカイブが親切にも思い出させてくれた。この新しいコレクションは、そのときのリリースよりも強固な視点から作られており、新鮮だ。確かに“完全にゼロから再設計された(これはゼニスの言葉だ)”パイロットラインはあなたの好みではないかもしれない。だが、ゼニスが歴史的なコレクションを現代的に再構築しようとしているのを目の当たりにできるのは、素晴らしいことだ。

 新しいパイロット コレクションが好調であれば、混沌としたパイロットウォッチのカテゴリーにゼニスが参入することになるかもしれない。もちろん、IWCはこの分野におけるビッグパイロットであり、ゼニスの新しいパイロット コレクションはIWCの競合モデルよりも高い価格設定となっている(SS製の場合、IWCビッグパイロット43は120万4500円、パイロット クロノグラフは 101万7500円、マークXXは72万6000円、以上すべて税込)。まあ、エル・プリメロムーブメントの搭載により、ゼニスのコレクションの根幹部分はより技術的に興味深いものとなっているわけだが。

 各モデルの文字盤の6時位置には、これまでのゼニスのパイロットウォッチでおなじみの引用符とフォントで“Pilot”と記されている。「ゼニスは、文字盤にこの言葉を記す権利を獲得した初にして唯一のブランドです」と、1904年に初めてこの言葉を商標登録したブランドであるゼニスは述べ、まるでほかのすべての時計会社の弁護士を挑発するような表現でこの言葉を説明した。今、ゼニスはパイロットウォッチを徹底的にモダンにアレンジし、さらなる進化を遂げようとしているのだ。

zenith el primero chronograph big date pilot
基本情報
パイロット オートマティック
ブランド: ゼニス(Zenith)
モデル名: パイロット オートマティック(Pilot Automatic)
型番: 03.4000.3620/21.I001(SS製)、49.4000.3652/21.I001(セラミック製)

直径: 40mm
ケース素材: SSとセラミックから選択可能
文字盤色: 黒文字盤に、水平線の彫り
インデックス: アプライド、アラビア数字
夜光: 数字と針にスーパールミノバ(SLN C1)
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ブラックの“コーデュラエフェクト”とブラウンのカーフスキンレザーストラップ(SS製)、ブラックとカーキの“コーデュラエフェクト”ラバーストラップ(セラミック製)

パイロット ビッグデイト フライバック
ブランド: ゼニス(Zenith)
モデル名: パイロット ビッグデイト フライバック(Pilot Big Date Flyback)
型番: 03.4000.3652/21.I001(SS製)、03.4000.3620/21.I001(セラミック製)

直径: 40mm
ケース素材: SSとセラミックから選択可能
文字盤色: 黒文字盤に、水平線の彫り
インデックス: アプライド、アラビア数字
夜光: 数字と針にスーパールミノバ(SLN C1)
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ブラックの“コーデュラエフェクト”とブラウンのカーフスキンレザーストラップ(SS製)、ブラックとカーキの“コーデュラエフェクト”ラバーストラップ(セラミック製)

zenith el primero 3620 caliber
ゼニス製、エル・プリメロCal.3620、センターセコンドを搭載。

zenith caliber big date 3600
ゼニスのムーブメント、エル・プリメロ ビッグデイト フライバック。

ムーブメント情報
パイロット オートマティック
キャリバー: エル・プリメロ 3620
機能: 時・分・秒表示とデイト表示
直径: 30mm
パワーリザーブ: 60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 3万6000振動/時
石数: 26

パイロット ビッグデイト フライバック
キャリバー: エル・プリメロ 3652
機能: ビッグデイト、フライバック機能付きクロノグラフ(3時位置に30分積算計)、ビッグデイトの瞬時ジャンプ機能
パワーリザーブ: 60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 3万6000振動/時

価格 & 発売時期
価格:

SS製オートマティック: 96万8000円(税込)
セラミック製オートマティック: 121万円(税込)
SS製ビッグデイト フライバック: 146万3000円(税込)
セラミック製ビッグデイト フライバック: 172万7000円(税込)

パテック フィリップ カラトラバ Ref.5224R-001 、本作では24時間表示を搭載した。

パテック フィリップ カラトラバ Ref.5224R-001 、本作では24時間表示を搭載した。

パテック フィリップ カラトラバ Ref.5224R-001。24時間表示を備えた新作トラベルタイム。

パテック フィリップのトラベルタイム・クロノグラフ Ref.5924Gを紹介した。Ref.5924Gはクロノグラフとトラベルタイム機能を組み合わせた新しいタイプの時計で、トラベルタイムはパテック フィリップにおける象徴的な複雑機構でもある。そして今回、そのシグネチャーを別の形で実現したのが、24時間表示を備えたパテック フィリップスーパーコピー時計 カラトラバ・トラベルタイム Ref.5224R-001だ。このモデルはトラベルタイムでありながら、24時間表示であることを特徴としている。

新しいカラトラバ Ref.5224Rは、24時間ダイヤルを追跡する2本のセンター針で、ホームタイムとローカルタイムを計測する。パテックは過去にもこのような24時間ダイヤルを製造しており、そのなかでも代表的なものにゴンドーロの懐中時計が挙げられるが、そのなかのひとつは現在パテック フィリップ・ミュージアムに展示されている。24時間表示を現代のリファレンスに復活させたのは、歴史的に見ても素晴らしいことだと思う。また、正午が通常の6時位置ではなく、12時位置に配置されていることにお気づきだろう。パテックによると、これは日中の視認性を確保するためだという。

ローズゴールドのケースは直径42mmで、カーブしたダブルステップラグは、特に腕に装着した際に薄い印象を与えているように見える(下の写真は、ジェームズの腕に装着した5224R)。文字盤は大きめだが、センターのサーキュラーストライプ、ラウンド状のサテン仕上げが施されたアワートラック、スモールセコンドのスネイル仕上げなど、異なる仕上げの組み合わせがデザインにバランスを与えている。

24時間表示を可能にしたのは、48時間のパワーリザーブを持つマイクロロータームーブメントの新キャリバー、31-260 PS FUS 24Hだ。ほかのパテック トラベルタイムではおなじみのプッシャーによるデュアルタイムゾーン調整ではなく、新作Ref.5224Rでは特許を取得した新しい3ポジションリューズによりその操作を行う。真ん中のポジションではローカルタイムを1時間単位で設定でき、いちばん外側のポジションではホームタイムとローカルタイムを同時に設定することが可能だ。すべてはサファイアクリスタルのシースルーバックから見ることができる。この時計にはブルーのヌバックストラップが付属し、カラトラバを少しばかりドレスアップしてくれている。この新作は771万1000円(税込)。参考までに、ローズゴールド製のアクアノート・トラベルタイムは842万6000円(税込)である。

現在、パテック フィリップのようにトラベルウォッチを手がけているブランドはほとんどないが、このバリエーションはドレッシーさとスポーティさをバランスよく兼ね備えている。大振りな24時間表示はパテックの懐中時計だけでなく、コレクターが好む20世紀半ばの特大の飛行士用時計(ユニバーサル・ジュネーブのこの時計のように)にも回帰しているようだ。しかしクロノグラフの代わりにトラベルタイムを搭載していることから、現代のジェットセッターにとってより有用であることは間違いない。

全体的に配慮が行き届いていて、パッケージとしてまとまった印象だ。ブルーの文字盤は鮮やかで、目に負担をかけないようにさまざまな仕上げが施されている。

パテックのこれまでのトラベルタイム(Ref.5524など)には大きなプッシャーが見られたが、この新しいムーブメントではプッシャーそのものが廃止され、完全にバランスのとれたケースになっている。つまり、正統派のカラトラバと言えるだろう。

パテックによると、ローズゴールドの数字とインデックスは手作業で植字され、数字と注射針状の針には夜光が充填されている。新作Ref.5224Rが伝統的なインスピレーションと現代的な複雑機構のバランスをとっているのと同様に、ここにも伝統とスポーティさの調和が見てとれる。

基本情報
ブランド: パテック フィリップ(Patek Philippe)
モデル名: カラトラバ・トラベルタイム(Calatrava Travel Time)
型番: 5224R-001

直径: 42mm
厚み: 10.2mm
ケース素材: ローズゴールド
文字盤色: ブルー
インデックス: 手作業の植字によるローズゴールド製アラビア数字、カボションの5ミニッツマーカー
夜光: あり
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ネイビーブルーのカーフスキン(ヌバック仕上げ)、コントラストの効いたクリームカラーのハンドステッチ、ローズゴールド製のプロングバックル

Patek Philippe 5224R movement
ムーブメント情報
キャリバー: 31‑260 PS FUS 24H
機能: 24時間表示が可能なデュアルタイムゾーン
直径: 31.7mm
厚み: 3.7mm
パワーリザーブ: 48時間
巻き上げ方式: 自動巻き(プラチナ製マイクロローター)
振動数: 2万8800振動/時
石数: 44
追加情報: 総パーツ数240点、パテック フィリップ・シール

価格 & 発売時期
価格: 771万1000円(税込)

ァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズの新作が登場。

レトログラード・デイトはヴァシュロンのラインナップの中核をなす存在だが、これほどスポーティなタイプは珍しい(しかも、新しいレトログラードはこれだけではない)。

ヴァシュロン・コンスタンタンにとって“222”の年であったとしたら、今年は“レトログラード”の年だ。ヴァシュロン・コンスタンタンはオーヴァーシーズコレクションに初めてレトログラードによるデイト表示を導入し、スーパーコピー時計旧来の機能にスポーティな空気を加えた。

自社製キャリバーの2460 R31L/2はレトログラード式のデイト表示(文字盤の上半分を時計回りに移動し、31日か、あらかじめ設定された日をすぎると1日にジャンプバックする)を備え、1日のズレが発生する122年先まで修正の必要がない超高精度なムーンフェイズを搭載している。

これらの表示は、ベルベット仕上げのフランジとサンレイ・サテン仕上げのセンター部からなる、ブルーのラッカー文字盤に反映されている。また、ムーンフェイズの開口部、その上には“月齢”のインジケーターがあり、それを見ると地球の周りを29日12時間45分のサイクルで回る月の位置を示していることがわかるだろう。

オーヴァーシーズは1996年より、ブランドの主力商品として展開されてきた。2016年にデザインが一新され、SSの一体型スポーツウォッチの需要が高まって以降は、同モデルはブランドの最も重要な柱のひとつに成長した。そんなオーヴァーシーズの41mmデザインに、今回Cal.2460 R31L/2が搭載されたことは大きなニュースだ。ヴァシュロンのスタイル・アンド・ヘリテージ・ディレクターを務めるクリスチャン・セルモニ氏によると、キャリバーとケースの組み合わせは3年間の研究開発の成果であり、直径41mm、厚さ10.48mm、50m防水のパッケージに仕上げられている。

加えて直近ではオーヴァーシーズだけでなく、さらにふたつのレトログラード搭載モデルが発表されている。ピンクゴールドで41mm径のトラディショナル・トゥールビヨン・レトログラード・デイト・オープンフェイスと、プラチナ製で42.5mm径のパトリモニー・レトログラード・ デイデイトだ。この2モデルの詳細については、続報をお楽しみに。

新しいヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズ・ムーンフェイズ・レトログラード・デイトは、ヴァシュロン・コンスタンタンブティックでのみ販売され、ブランドによると価格は近日中に公開するとのことだ(ご期待ください)。

我々の考え
スポーツウォッチのSS製ケースにレトログラード式のデイト表示を搭載するのは、どこか奇妙な感じだ。パーペチュアルカレンダーやミニッツリピーターなど、スポーツウォッチにはエレガントで目まぐるしい複雑機構が搭載されるものだが、レトログラード式のデイト表示はなぜか古めかしくさえ思えるのだ。しかし、だからこそ、私はモダンとクラシックの融合をよりいっそう愛おしく思う。

数週間前に私は、時計業界のある人物と長い時間語り合っていた。時計ブランドが市場で自身を位置づける際に、広大な戦場で正面から競い合うパターンと、ニッチな市場を切り開くための小道を開拓するパターンについてだ。私は、複雑機構のなかでもレトログラードがニッチなものであると同時に象徴的でもあり、ヴァシュロンがブランドを強く定義してノイズから解放されるために活用できるものであると力説した。50m防水のSS製“スポーツウォッチ”に特にスポーティではない複雑機構を搭載することは、一見不協和音のように見えるかもしれない。しかし、この機構がさまざまな観点からブランドを表現し、搭載モデルをその他大勢と区別するのに役立つと私は考えている。

また、オーヴァーシーズはSS製スポーツモデルのなかでも特に着用感に優れることに加え、ストラップのクイックチェンジシステムを採用している。このことからも、近い将来にレトログラード・デイトを新たに所有する人が続出するかもしれないと考えている。

基本情報
ブランド: ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)
モデル名: オーヴァーシーズ・ムーンフェイズ・レトログラード・デイト
型番: 4000V/210A-B911

直径: 41mm
厚み: 10.48mm
ケース素材: SS
文字盤色: 半透明のブルーラッカー、サテン・サンレイ仕上げのベース部とベルベット仕上げのフランジ部
インデックス: 18Kホワイトゴールド製のアワーマーカーと時・分・デイト表示
夜光: 上記のインデックス部分と、ブルーのスーパールミノバ®で強調された針
防水性能: 50m
ストラップ / ブレスレット: SS製、ハーフマルタクロスシェイプのポリッシュ仕上げとサテン仕上げリンク、プッシュボタンとコンフォートアジャストシステムを備えたSS製トリプルブレードフォールディングクラスプ

The Caliber 2460 R31L/2 dial side
Cal.2460 R31L/2のダイヤル側。

The Caliber 2460 R31L/2 rear side
Cal.2460 R31L/2の裏側。

ムーブメント情報
キャリバー: 2460 R31L/2
機能: 時・分、レトログラード・デイト、プレシジョンムーンフェイズ、月齢表示
直径: 27.2 mm
厚み: 5.4mm
パワーリザーブ: 不明(わかり次第アップデート)
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 27
追加情報: 高精度ムーンフェイズは122年に1度、1日の補正が必要

ティソ T-タッチは、世界初のタクタイル(触覚)ウォッチとして1999年に誕生した。

これまでにも幾度となく進化を繰り返してきた同モデルの最新機種は、絞り込んだ機能性とソーラーエネルギーによる自律性を備えながら使い勝手を大きく向上させている。スマートウォッチやコネクテッドウォッチがマーケットに増えているなかで、スイスの伝統ある時計ブランドは何に取り組むべきか? その答えのひとつが、ここにある。

豊かな自然にあふれるスイスでは、ハイキングやトレッキング、スキーなど、自然と触れ合うスポーツが国民にとにかく愛されている。ティソ T-タッチはそんなスポーツ愛好家に向けて、1999年に生まれた。このモデルにおいてとりわけ画期的だったのは、方位や気温などの機能の選択を、リューズやボタンの操作ではなくダイヤルをタッチして行うタクタイル技術だ。機能性が高まるにつれて操作が煩雑になるという高機能ウォッチのジレンマを、ティソはテクノロジーをもって解決したのだ。

リシャールミルスーパーコピーN級品代引きT-タッチは発売から瞬く間に話題となり、スイスにおける高機能スポーツウォッチの代名詞となった。2004年にはマイクロソフトとパートナーシップを結んで世界初のコネクテッドウォッチ「ティソ High-T」をリリースし、2014年からはソーラー駆動に進化。より使いやすくアップデートを重ねている。そして今年は大幅にサイズダウンし、都会的な印象を強めた「T-タッチ コネクト スポーツ」がラインナップに追加された。T-タッチコレクションは誕生から25年経った今もなお、進化を続けている。

T-タッチコレクションにラインナップされているT-タッチ コネクト ソーラーと新しいT-タッチ コネクト スポーツを並べると、その差は一目瞭然だ。比較してケース径が4mm小さくなり、ベゼルもよりシンプルに、スタイリッシュになった。さらにリューズをなくしたことで、ケースのタイトな印象は強まっている。ケース厚もT-タッチ コネクト ソーラーが15.3mmであるのに対して、T-タッチ コネクト スポーツは12.8mmとかなり薄くなった。これは何を意味しているのか? GPS機能を時計本体に内蔵し、本格的な登山家からも愛されるT-タッチ コネクトソーラーが純然たる“ツールウォッチ”である一方で、T-タッチ コネクト スポーツは、日常使いの時計としての需要を満たしながらスポーツシーンとシームレスにつなぐことを目的として開発されているのだ。

機械式時計愛好家にとっても、ティソ T-タッチ コネクト スポーツの43mmというケースサイズは親しみがあるものだ。クロノグラフやダイバーズなどスポーツウォッチのカテゴリにおいては王道ともいえるサイズであり、手首にもよく馴染む。しかしT-タッチの根幹にあるユーザビリティを無視しているわけではない。例えば風防全面に配されていたタクタイルテクノロジーは、6時位置のAMOLEDスクリーンへと継承されている。このスクリーン部を風防の上から左右上下にスワイプすることで機能を選択し、タッチ&サイドのボタンで操作する。スマートウォッチをはじめとしたデジタルデバイスでは、複雑なマニュアルに頼らずとも直感的な操作ができなければユーザビリティは大きく低下してしまう。しかしT-タッチは誕生以来一貫してユーザー目線での使いやすさに配慮しており、今回の新作であるT-タッチ コネクト スポーツでもその伝統は継承されている。

しかしなぜ、ティソはティソ T-タッチにユーザビリティを求め続けるのだろうか? そこには、ティソの企業文化も関係してくる。同社は世界初の耐磁時計(1930年)や世界初の24タイムゾーンウォッチ(1953年)など、積極的に新しい技術にトライしてきた。そのすべては、ユーザーのためによりよい時計を開発したいという思いがあったからこそ。T-タッチの場合も、まずは“アナログウォッチである”という基本を守り、高い視認性と優れた操作性、心地よい着用感を追求してきた。そのうえで、T-タッチ コネクト スポーツではT-タッチ コネクト ソーラーとの差別化を図る意味でも機能を絞り込むことで消費電力を抑え、それに伴って小型化と薄型化も実現。ケース素材にはチタン、ベゼルにはセラミックを使用し、スポーツシーンにもふさわしいタフネスと軽さ、そして日常使いにもうれしい高級感を取り入れている。

ティソはブランドが理想とする時計製造を叶えるためにル・ロックルを中心に時計工場をいくつも所有し、世界最大の時計コングロマリット、スウォッチ・グループに属している。ティソ T-タッチ コネクト スポーツは、そういったバックボーンとノウハウがあったからこそ実現した時計だ。

その恩恵のひとつが、頭脳であるOSにも表れている。コネクテッドウォッチのOSとしてはiOSやアンドロイド、そしてファーウェイが開発したハーモニーがあるが、T-タッチではグループ傘下の企業やスイス電子工学・マイクロ技術研究センター(CSEM)と共同開発したSw-ALPS(スワルプス)というOSが使用されている。他社OSの場合、アップデートの内容によっては時計そのものが使用できなくなるリスクもあるが、独自OSを使えばその心配はなくなる。

また、ティソはロゴマークにスイス国旗であるスイスクロスを掲げるほど母国を代表する自負を持っている。ゆえにムーブメントだけでなく、頭脳であるOSもスイス製にこだわったのだ。また、自社で完結したOSであるためにデータを他社に提供する必要がなく、顧客のプライバシーを守ることができるのも現代的観点からのメリットと言える。

そして光発電を行うソーラーセルも、スウォッチ・グループ内部で開発している。担当したのは、ヒゲゼンマイの製造でおなじみのニヴァロックス・ファー。同社が設計・製造した太陽電池システムは発電効率に優れ、小さくなったダイヤル面積でも十分な電力を確保できるうえ、光量の低い屋内などでもしっかりと発電が可能だ(その発電状況はAMOLEDスクリーン上でリアルタイムで確認できる)。ソーラーセルは一枚タイプをとったため、ダイヤルの美観も維持できている。こういった点には、伝統ある時計ブランドらしい矜持が垣間見える。

ケースの小型化に合わせて電子回路も新しく設計されており、発電した電気を貯める二次電池も内部のスペースに合わせて選択するなど、小型・薄型化の実現のために見えない部分を細かく詰めている。こうした開発が可能なのも、電子回路やムーブメントの製造、組み立てまでもすべてグループ内で完結しているからであり、その独立性こそが時計としてのクオリティを高めているのだ。

これだけ高性能な時計でありながら、ティソ T-タッチ コネクト スポーツではあえて“できること”を絞り込んでいる。従来のT-タッチで見られた高度/気圧、方位を計測するセンサーは搭載せず、アクティビティに関する機能はワークアウト、ハイキング、サイクリング、ランニングにとどめた。その一方で日常的によく使う歩数計測機能を充実させ、新たに搭載された心拍測定機能によって、体の状況を正確に把握できるようにしている。

この時計はプロのアスリートというよりも、日々のライフスタイルのなかにスポーツがあるようなアクティブな人々のためにある。スポーツシーンとシームレスに結びつけてくれる機能的なアナログウォッチの存在が、生活をより充実させてくれるだろう。

ティソ T-タッチ コネクト スポーツは、あくまでもコネクテッドウォッチである前にアナログウォッチであるというスタンスをとっている。そのため、機能性をシンプルに絞り込むことで時計自体をスマート化する方向で開発は行われた。しかもすべてをグループ内で製造しているために、OSの更新や電池の廃盤といった外的な要因によって使用できなくなるという心配もない。

チタンやセラミックを巧みに用いた質感の高い外装に加えて、高効率のソーラーパネルによって充電のストレスからも開放されたT-タッチは時計単体のクオリティも満足感が高い。ユーザーのライフスタイルに変化があって、仮にコネクテッド機能を使わなくなったとしてもスイス製高級時計として長く楽しむことができるのだ。数々の世界初を成し遂げてきたティソは、このジャンルにおいてもまぎれもないイノベーターであるのだ。

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